仏事よろず相談
仏壇・仏具の修理
仏壇・仏具の修理
仏事は難しい、わからないといったことが多いのではないかと思います。現代社会の中においては核家族化少子高齢化等に伴い、社会構造が大きく変化してきています。また仏事は寺院・宗派・地域性等によって異なってきます。そのような様々な問題をわたくし達がワンストップで解決します。
ご家庭のお仏壇の調子はいかがですか
先祖代々受け継がれ大切にされてきた仏壇・仏具。ろうそくの炎の煤、煙・灰による汚れ、塗装面の汚れ、剥げや欠けといった経年による傷みや劣化は避けることはできないものです。受け継いできた大切な仏壇・仏具・が古びてしまい心を痛めている方もいらっしゃることでしょう。
田岡仏壇店では、ご予算やこれらの傷みの状態に合わせて様々な修復プランをご提案させていただきます。修復を行う場所や、出張点検やお見積などはできるのかなど入れられてもよいかと思います。
仏壇の修理
長年お祀りしていますとお線香の煙、ろうそくの油煙、お花の花粉、お線香の焼け焦げまた障子の紗が触るとすぐ破れるほどボロボロになったり全体の修理から部分修理まで承っております。
唐木仏壇(紫檀・黒檀など)の修理の流れ
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まずお仏壇を見させていただきどのような修理をされたいかを確認いたします。
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現場、弊社で直る修理(紗の張替え等)でしたらすぐに対応致します。【全体修理の場合は持ち帰らさせて頂き工場にて修理を行います。】
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障子・大戸など外せる箇所は外し、再度内部を確認します。
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長年こびりついている汚れ(線香の煙・ローソクの油煙等)を研磨し落とします。また破損部がないかなど確認いたします。
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研磨し終え、破損部も確認できましたら塗装(仕上げ吹き)を行います。
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最後は組み立て最終検品を行い完成となります
【唐木仏壇(紫檀・黒檀など)の修理例】
金仏壇の修理の流れ
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まずお仏壇を見させて頂きどのような修理をされたいかを確認いたします。
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金仏壇の場合は基本的に現場では直せませんので、弊社の場合はすべて工場にて修理を行います。
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障子・大戸など外せる箇所は外し、内部を確認します。
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長年こびりついた汚れを研磨により取り除きます。その後表面に塗ってある漆、金箔をすべて取り除きます。
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飾り金具には色付けやメッキを施します。
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傷や破損部があればすべて補修します。
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表面が平らになりまで表面を研磨していき、漆を塗り重ねていき、新品同様に仕上げていきます。
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金箔を押していき、蒔絵を復元していきます。
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金箔が押し終わりましたら金具等をつけていき最終検品を完成となります。
【金仏壇の修理例】
お仏壇の修理の金額
上記の工程を見て頂いてお解りの通り、唐木仏壇に比べますと金仏壇の方が工程がかなり多いことがお分かりいただけるかと思います。また金額も唐木仏壇に比べますと金仏壇の方が高くなります。
お仏壇修理の納期
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『唐木仏壇の場合』お仏壇の状態にもよりますが約1か月から1か月半。
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『金仏壇の場合』お仏壇の状態にもよりますが最低約3か月。
熟練の職人が心を込めて修理を行います。
お見積もりは現地にて見させていただくのが一番ですがメール(多方面からの写真・寸法)で見積もりは出来ますのでご気軽にお問い合わせください。
掛軸の修理
永年使用されていますと、シミ・汚れ・スジ・破れといった現象が起きてまいります。熟練の職人様によって新品同様によみがえらせることが出来ます。
掛軸の修復作業の流れ
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にじみ止め・・本紙の文字や絵柄が薄くなったり、消えないように科学液剤をその部分にかけていきます。
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本紙の切り抜き・・本紙部分だけを掛軸から、または額から切り抜きます。
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洗い ・・切り抜いた本紙の上に保護紙を敷き、その上から洗い液を付けます。その後天日干しで乾燥させてから本紙の汚れを洗い流します。
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裏打ち剥がし・・洗いをかけた本紙の裏打ちを剥がしていき原画一枚の状態に戻します
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裏打ち・・古い裏打ちを剥がすことにより本紙が綺麗になり、本紙の裏に新しい和紙で再度裏打ちします。裏打ちをすることで掛け軸自体が厚みを増して丈夫なものになります。
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完成・・修復が完了した本紙をご希望頂いた表装で掛け軸に完成させます。
【掛軸の修復例】
その他仏具の修理について
【木製品について】
在家用・寺院用の仏像をはじめとする木製品
【金物製品(鋳物・胴製品など)について】
具足等が破損している、汚れが気になる、水漏れしている等。
【数珠の修理について】
数珠の中通しの紐が切れた。数珠の玉がなくなって補充したい等。